子育てを熱く語るエキスパート野口 紀子
「困った」に寄り添い、一緒に解決へ!
・子育てが大変なのは、子どもが思うとおりに動いてはくれないから。忍耐力が必要ですが、その忍耐が寛容さを生み、人として鍛えられるのだと思います。人が人の世界で生きるためには「愛」が必要で、愛は「忍耐と寛容」と置き換えてもいいくらいだと思っています。子どもを愛するが故に、忍耐が鍛えられ、寛容さが養われ、さらに大きな「愛」が形成されるのです。子育てを通して人間がひと回りもふた回りも大きくなります。
・ペアレント・スキルアップ福岡のメンバー全てが子育て経験者であり、カウンセラーも数人います。親たちの「困った」に寄り添い、問題解決の方法を一緒に考えます。優しい人たちばかりで、みんな良く働くメンバーで頭が下がります。
依頼の多いテーマ
1.子どもが進んで勉強をする方法
とかく親の関心は勉強に偏りがち…。勉強は子どものほんの一面だと思うのですが。
2.きょうだいげんかの収め方
きょうだいげんかに悩む親は多いですね。親と子の1対1の良い関係づくりを意識することで改善できますよ。
3.子どもがいじめの被害者に、あるいは加害者に
友だちとのトラブルは何かと起こるのは当然とも言えます。子どもも人間関係の築き方を学ばなければなりません。大人が問題を避けずに向き合う姿勢を持ちたいですし、そのお手伝いをしたいです。
幸福のカギは家族の優しさに尽きると思います。 辛い時、離れて会えない時も 「愛しているよ」を伝え合いましょう。
経歴・保有資格・委員・活動
◇西南学院大学 文学部児童教育学科卒業
◇九州産業大学大学院
国際文化研究科教育学研究分野博士前期課程修了
◇幼稚園教諭1種
◇保育士
◇公認心理師
◇福岡県スクールカウンセラー
◇チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー
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・筑紫保護区保護司会筑紫野支部
保護司(2012-現在)・監査役(2015-現在)
・エッセイ執筆/
▶筑紫野市広報「ちくしの」
『子育て楽しんでいますか』2020年3回連載
▶エフコープ生協の子育て応援サイト「CHEER!days」
『子育てが楽しくなる話』掲載中
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①30年近く子育ての相談にのってきました。
②幼稚園や障害児施設で勤めた経験があります。
③子育て経験と乳幼児の専門家として、心理学の視点からも解説。
④大学院では「親教育」について研究し、学会でも発表しました。
⑤研究を生かして、今後ももっと親たちの悩みに適切に答えられるようになりたいと思います。
◎「ガミガミ言わずに育てる方法」というテーマでワークショップを展開中。なぜイライラが起こるのかメカニズムを知ってもらいたいです。そして、出来事に振り回されないで、自分で改善する知識と力をつけてほしいのです。そこには励まし合う仲間の存在が不可欠。私自身も共に学ぶ仲間がいたから子育ても頑張ることができました。子育ての大変さが理解できるからこそ、子育て中の親に寄り添い、話を聞くことができると思っています。決して一人で抱えこまず、皆で助け合って子育てしましょう、という気持ちで活動しています。
おすすめの本・映画
●本 「クリスマスのものがたり」フェリクス・ホフマン、「しろくまちゃんのほっとけーき」わかやま けん、「てぶくろ」ウクライナ民話
●映画 「サウンドオブミュージック」「スタンドバイミー」「ターナーアンドフーチ」
おすすめの体験・HAPPYポイント
●体験 ・どこへ行っても何をしても「楽しく」を意識して活動しました。子どもが小さい時はよく庭でバーベキュー。庭に置いていた木製ブランコでゆらゆらするのがみんな好きでした。
・家の中ではトランプや双六、ジグソーパズル、ブロックなどでよく遊びました。オセロや人生ゲームは今でもよくします。
・子どもたちに小さい頃から家事を教えていたのはとても良かったと思います。10歳くらいの時には自分たちで家事ができていました。
●HAPPY たっぷり寝ること(寝る前にストレッチをし、寝る時はゆっくり複式呼吸をします)。たくさん笑うこと。月や夕日を美しさに感動しながらゆっくり眺めること。おなかの底から声を出して歌うこと。