子育てをしていると、多かれ少なかれ心配になったり不安になったりして悩むことがありますよね。
学校のこと・勉強のこと・お友だち関係などなど…
受験シーズンの今、やはり進路や将来のことが一番心配という方もいらっしゃることと思います。
湧き上がる気持ちは止められませんが、その心配や不安が大きくなリすぎると、
「◯◯した(しない)方がいいんじゃない?」
「それで大丈夫?」
「それではダメよ」
と、つい手出し口出ししたくなりませんか?
それはきっと、大切なわが子に辛い思いをさせたくない、少しでも楽な道を進ませてあげたいという親心からですよね。
でもね…
良かれと思ってしている手出し口出し、実は
「今のあなたは力不足よ」
「今のあなたではダメよ」
「あなたには無理よ」
と子どもに伝わってしまうことがあります。
そうすると、子どもは自分の至らなさや無力さを感じ、ヤル気や頑張る力が育ちにくくなります。
なかなか自信も持てず自己肯定感が下がるので、自立が遠のいてしまいかねません。
「子育てとは『心配』を『信頼』に変える旅」
という言葉を目にしました。
子どもが心配で、つい手出し口出ししたくなることはあるでしょうが、ここは是非!お子さんを信頼して見守りましょう。
子どもは色々なことを経験しながら大人になっていきます。そのどれもが子どもにとっての学びで、糧になります。
「失敗」と思えることも、そこから次に生かせる何かを得られたら、それは「失敗」ではなく「宝もの」ですよね。
わが子の中に まだ見ぬたくさんのキラキラ光る原石が眠っていることを信じて、あたたかく見守りましょう。
信頼されていると感じた子どもは、きっと自分自身でその石を掘り起こしてきますよ!
(文責:魚永 久子)
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