先日、毎年秋に開催する「不登校生とその保護者のための進路相談会」の実行委員会に参加してきた。

今年で14年目。

 

思い返せば、当時、中学三年生の不登校の息子が行ける高校はあるんだろうか…？と悩んでいた。😔

同じ悩みを抱える親の会のメンバーが、不登校生を受け入れる高校を探して、来てもらって説明会を開こう！という話になりスタートした。

 

その頃はまだ少なかった通信制高校や単位制の高校、全日制で不登校経験者が通いやすい高校、定時制高校などいろんな高校があることが分かり、私は暗闇の中で一筋の光を見つけた！

 

昼夜逆転が治らなかった息子は、単位制高校に合格できて、夕方から授業を受けに行った。

単位制で留年がないので、1年生の時にかなり単位を落としたものの、3年間で74単位をとって何とか卒業できた。息子の生活リズムに合った高校に出会えて本当に良かったと思う。

 

さて、

先の進路相談会の目的は

①不登校生とその保護者が少しでも自分本来の力を取り戻して元気になること。

②次の進路に向けての目標(キャリアデザイン)を持ってもらうこと。

 

そして更に、私がとても素敵だと思ってるのは、実行委員会のスタッフが、”不登校生とその保護者を一人も孤立させない！”という気持ちで取り組んでいるということ。💪

 

だから、来るとわかっていただけるのだが、進路相談会の会場がとても温かくて優しい雰囲気に包まれている。💞

そして、参加した親子は、来た時よりちょっぴり元気になって帰っていく。

 

コロナ禍で人と人が距離を取らなければならなくなって2年半。いつの間にか人と繋がることに、すごくエネルギーが要り、なんとなく億劫になっていることに気づくことがある私。

みなさんは如何でしょうか？

 

もし、一人で考えることや悩むことに行き詰まりを感じているなら、そろそろ誰かに会いに出かけませんか？

人に会って話してみることでモヤモヤとした気持ちが晴れて、何か新しい展開が始まるかもしれません。🍀

（文責　石橋 晴子）