新しい年を迎えて

新年あけましておめでとうございます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

昨年末、娘の母校、幼稚園に久しぶりに足を運ぶ機会がありました。そこで配布された「父母の祈り」を改めて読み返したところ、涙が止まりませんでした。

「我が子が力強く自分の道を歩めるように私は子供を送り出したい
どうか神よ私にその勇気を与えてください」

この言葉が、今の私の心に深く響きます。
年頃になった娘との関係は、以前のように穏やかではありません。つい叱ってしまうことも多く、反省の日々です。しかし、この祈りの言葉を読み返し、娘を信じて見守ることの大切さを改めて感じました。

さて、その様な感情を抱え迎えた新年、今年の目標を掲げようと考えたのですがなかなか思いつかず…

帰省中、実家の母に新年の目標について相談したところ、「真面目に病院で治療を受け、先生の言うことを聞き沢山食べて栄養を取る」と笑って返ってきました。
子供の頃の私は、「勉強を頑張る」「お手伝いをする」など、目標を立てるのが簡単でした。しかし、大人になると、目標設定が難しく感じることもあります。

それは、大人になるにつれて、やりたいことや目標が多様化し、一方で、現実とのギャップを感じたり、責任が増えたりするためかもしれません。

大切なのは、大きな目標を立てることではなく、自分にとって何が大切なのかを考え、小さなことから一歩ずつ進んでいくことです。
娘を信じて見守るためには、まず私が自分自身を信じる必要があると感じ、今年の私の目標は、「自分自身を信じる力を持つ」に決めました。

子育てNPO法人のスタッフとして、多くの親御さんとお会いする中で、子育ては一人ひとりが違うものであることを実感しています。
完璧な親なんていません。悩みや葛藤を抱えながらも、子供を愛し、共に成長していく。それが子育ての姿ではないでしょうか。

今年一年、皆様が笑顔で過ごせる年になりますように。
(文責:野口 友紀)

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