クリスマスはいかがお過ごしでしたか。サンタさん来訪の軌跡はありましたでしょうか。
今ではすでに大きくなったわが家の子どもたちにも毎年サンタがやって来ました。
しかし思春期になると子どもたちは様々な情報を友達から得るものですね。「サンタは実は親なんだよ」など。
そんな時、子どもたちには「サンタさんはいると信じている人にしか来ないんだよ」と説明したものでした。そして誰よりもサンタを信じているのは、この私🤗💕
今から10年以上前の話です。小学生から大学生まで3人の子どもがいたわが家では、クリスマスイブに「おやすみなさい」の挨拶と共にサンタさんにプレゼントを入れてもらうための大きな靴下型の袋を各自が枕元へと持って行くのが恒例でした。しかしその夜は高校生だった真ん中の子が「こんなバカげた事はいい加減にして!」と言って、自分の靴下を投げ捨てました。それを見た私は「わーい、じゃあ、お母さんがもらっとこう!」と言って拾い、自分の枕元に置いて寝ました。
翌朝、小学生だった末の子が、寝ている私の肩をゆすります。「お母さん、ほら、お母さんにもサンタさんからプレゼントが来てるよ」と。私は寝床の中から「え〜、そんなことないよ。プレゼントは子どもにしか来ないんだよ。大人には来ないの」と言って起きようとしません。しかし再度「でも、あるよ。ここ、触って。何か入ってるよ」と言うものですから、仕方なしに枕元の袋を触ってみました。「あ、ホントだ!入ってる!」ビックリして跳び起きました。慌てて中を見ると小さな包みと小さなカードが入っています。カードを開くと「To Noriko From Santa」と書かれていました。小さな包みはメイクパレットでした。
ほらね、信じていると来るのです。涙が出るほど嬉しかった😭だって私が子どもの時にはサンタさんは一度も来なかったから。生まれて初めてもらったサンタさんからのプレゼントでした🤩
その時「大人になってサンタが来るなんて、私は世界で一番幸せな大人に違いない」と確信👍そしてその想いはクリスマスの度によみがえります。
この絵本は、目に見えないものを信じることの大切さを教えてくれます。
(文責 野口 紀子)
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