先日、大阪で絵本講師の集まりがあり、グループの代表決めがありました。じゃんけんで決めることになり「最初はグー」から始まり「あいこでショ」まではついて行けましたが、次が違いました。関西では「ショ!ショ!ショ!」と変わり、九州人の私は優雅にグーのままついて行き二度目に勝ち、内心「あ〜良かった。二度目に抜けられるのだ」と思いました。ところが間違い。一番勝った人がリーダー(代表)、二番目に勝った人がサブリーダー(副代表)。TVのケンミンショーではないのですが場所で違いがある事を知りました。
おそらく、こどもたちも初めての所では戸惑うこともあるでしょう。「五月病」があるのも無理がないと思いました。お母様方も、お子様を幼稚園や保育園に出し、今までとは違う生活となり、疲れ方も違うのではないかと思います。
そこで生活の知恵を1つ提案。「愛せなかった自分を大切にする」 (自分の心に正直になる)。自分の本音にフタをせず、きちんと耳を傾けてみることはいかかですか。
こどもたちも集団の中で我慢しているのだと思います。帰って来たら、ギュッと抱きしめてみてください。
きっと、だまってママの胸の中にいると思います。
幼少期にしっかりと甘えることが出来た子は、心が満たされた大人になれると言われています。この「自分は愛されている」(自己肯定感)が、生きていく上でとっても大切なのです。どんな社会になっても、どんな場所に行っても、どんな仲間に囲まれてもこどもたちには、しっかりと次の世代を歩いて欲しいと思います。
絵本の読み聞かせ活動をしていて、こどもたちは色々な場面に出会い発見、悩み、解決して行っています。
心豊かな、優しい、それでいてたくましい子ども。理想ですね。これからも、色々なヒントが提供できるように私たちも活動をしていきたいと思います。
☕ちょっと一息〜絵本の紹介
「すきになりそう」
いもとようこ 絵と文 (出版:至光社 )
絵本いっぱいにかたつむり。
人参をえさに食べると人参色の赤いうんち。葉っぱを食べると葉っぱ色の緑のうんち。
でも。登場する生き物嫌いのボクは人参のがんばるすごさに驚き、人参がすごいな〜と、人参が好きになるお話し。ホッとする絵本です。
お子様とご一緒にどうぞ。
(文責 野山 敬子)
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