ちいさな遠足

 先日、子育てサロンの「福岡おもちゃ美術館」への親子遠足をお手伝いしました。小さな子ども達はベビーカーに乗って参加。きっと朝早くからお家を出たのでしょう。眠くて、眠くてたまらない様子。紙皿のワークショップは、お母様方と製作。一眠りで完成の時には、元気元気!

おもちゃの部屋に入る時はベビーカーからおりて木のおもちゃにびっくり。おもちゃや、床など木のぬくもりを大切にしていて、15年前に東京で始まった事業。私は東京四ッ谷でこの美術館に出会い、子ども達に木のぬくもりを味あわせてあげたいと思っていました。そして昨年九州に上陸。

今回、この子育てサロンが親子遠足として選んだことに感銘しました。何も分からない小さな子ども達に本物を与えること、これは幼児教育を担当するものにとって大切な基本。絵本にしても、良い絵本を読んであげることは、精神の成長に繋がります。びっくりしていた子ども達はすぐになじみ、それぞれの好きな遊びに向かいます。ここでセルフエスティーム(自己肯定感)が生まれます。一人一人がおもちゃを選び自由に遊ぶ。まさにこの時期に与えてあげたい空間でした。

子ども達は。お母様がついていてくださるので安心です。すてきな時間でした。

「たくさん愛された子どもは、大きくなるとまわりの人にも優しくなれる」

木の優しさ、そして子育てサロンの方々の「人の喜びを自分の喜びに思える」って、すてきなことだと思いました。木でいっぱいの空間で、思いっきり癒された一日でした。

 

 

ちょっと一息〜絵本の紹介

「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」

 出版:岩崎書店 

いつも、いつもうさぎの親子は抱き合います。そう、お母さんの存在は偉大。今の時期にたくさん、たくさん抱きしめてください。きっとお母さんの愛は伝わります。

 

(文責 野山 敬子)             

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