
先日、子ども時代にとてもお世話になった親戚の叔母さんを見送った。
その叔母さんに顔が似ていると周りから言われていた私は親しみを覚えて、いとこにあたるその娘さん達とも年齢が近かったので、夏休みになるとお泊りさせてもらうのが恒例で、朝から晩まで一日中一緒に遊んだ。
帰るときは「いつでも遊びにおいでね」と言ってくれる本当に優しい叔母さんだった。
また、その叔母さんの夫である叔父さんも素敵だった。
私の家に来て、鴨居を通る時は頭を下げてくぐらなければいけないほどの長身。細身で手足が長くて外国人みたいだって思って憧れていた。子ども好きで、ニコニコしながら近寄ってきては、カードゲームやマッチ箱を使った手品を披露して楽しませてくれた。
ある時、叔父さんはアメを食べた後にキラキラしたその包み紙で何か作り始めた。何してるんだろう?ってじーっと見てたら「ほら!」といって差出したのは小さなバーレリーナ!叔父さんの指先でくるくる舞っていた。
それから、そうそう!
今思い出したのだけれど、その叔父さんが持ってきた「ガイコツの貯金箱」。
貯金箱の上にコインを置くとゼンマイ仕掛けのガイコツの手が出てきてコインを箱の中にポトンと落す!
怖いんだけれど、キャーキャー言いながら何度もコインを置いたっけ。
あ〜懐かしい。
(興味がある人は、YouTubeの動画もあったので「ガイコツの貯金箱」で検索してみてね!)
何だか、記憶の連鎖で次々に昔のことが蘇ってきた!
こうして思い出すと、ただ”懐かしい”というだけじゃなく、子どもの頃に親戚の叔父や叔母達に可愛がってもらったことや沢山のいとこ達と遊んだ時間はとても恵まれた豊かな時間だったと気付かされた。
そんな子ども時代が私の一部を形作って、大人になった今も私を支えてくれているような気がする。
これから始まる夏休み。
長い休みの間に子どもたちはどんな体験をするのかな。
親戚の叔父さんや叔母さん、いとこたち、それから地域の人達との出会いなんかもたくさん待っていますように。
いつもとは違った環境の下で、子どもらしい好奇心を持って新しい体験をして欲しい。
いつの間にか大人になってしまった私は、子どもたちのように何かにチャレンジする元気はあるのか?連日の暑さにヘトヘトになりながら、空を見上げる私。
(文責:石橋 晴子)






