2024年(令和6年)甲辰の年

令和6年も明けて2ヶ月となりました。なんだか、うさぎ年がたつ年に代わった途端に思いもしないことが次々に起こり、改めてどう生きたら良いのか問われた気がします。地震、津波、山崩れ、そして飛行機事故に火災、あまりのすごさに唖然としました。


龍は、もともと縁起の良い、しかも上昇して運気を上げてくれる干支と言われています。
絵本の中でも、恵みの雨を降らせてくれる慈悲深い一面があり、上昇気流に乗りやすく機運も合わせ持ち、龍やドラゴンのお話しがたくさんあります。絵本講師として絵本の読み聞かせや、お話し会をよくしますが、子どもたちは、龍やドラゴンのお話しは、ハラハラドキドキで大好きです。最近はお話し会に大人の方の参加が増えてきています。30分のお話し会ですが、大人も子どももじっと聞いてくださっています。
そう私も含めて、お話しを聞くのは読み手の気持ちが伝わって心地よいものですね。絵本や昔話しは「母の優しさ」と言われています。

昔々母の背中におぶわれて、昔話しや子守歌、わらべ歌を聞いたことを思い出すのだそうです。

「愛されて育つ」忙しい毎日に追われそうですが、ちょっと立ち止まってみませんか?
「まゆとりゅう」の絵本は、やまんばの娘まゆのお話です。雪解けの季節の力強さが表現されています。まゆのおてんば感、自然のすばらしさ、季節の移り変わり、お母さんと山の麓で作るおいしい食べ物など心がほっこりとなるお話しです。
今年も、絵本講座を開きたいと思っています。忙しい毎日の中で、ちょっとだけ足を止めてみてください。親子の時間、きっと子どもたちは大好きな本を見つけてくれることと思います。大きくなった時、お母さんの声、読み方、温もりを思い出すでしょう。大切な子どもたちをみんなで育てていきたいと思います。

☕️ちょっと一息〜絵本の紹介
「まゆとりゅう:やまんばんの娘まゆのおはなし」
冨安 陽子文、降矢なな絵:福音館書店

(文責 野山 敬子

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