片付けをしていたら、子どもたちが小・中学生の頃にしていた『家族の交換日記』を見つけ、片付けそっちのけで読みいってしまいました。
私が最初に書いていたページには、
「お母さんは今、『ステキなお母さん』になるための勉強を頑張っています。その勉強で、『良いところをみつけましょう』というのがあったので、皆んなの良いところ・ステキなところを3つずつ書くね ♪ 」
と、家族の良いところを書いていました。
「ちゃんと実践していたのね〜私♡」と、思いながら読み進めると、
「夏休みは、お母さんの怒りが大爆発して、皆んなを嫌な気持ちにさせてしまってごめんなさい。これから八つ当たりしないように気をつけます。ごめんなさい。」
…な、なんと!謝罪で締めくくられていました。
当時を思い返すと、優しいお母さんになりたいのに、毎日イライラしてばかりで自己嫌悪に陥っていました。どうしたら怒りが抑えられるのかが最大の課題でした。
子どもは親に口答えしないもの
言われたら直ぐに動くべき
普通はこうするはず
…そんなふうに思っていたので、私がイライラするのは子どものせい!と思っていました。
でも、違っていたんですよね (^^;
「こうあって欲しい・これくらいは出来て当然」という期待や、
「〜べき・〜ねばならない」という私のこだわり、
「普通は〜」という私の価値観、
そんなこんなに囚われているから、自分が苦しくなっていたのだと気づかされました。
私のこだわりすぎでは?
もっと違った捉え方が出来るかも?
そもそも期待しすぎているのかも?
そんな風に自問自答することで、少しずつ大きな期待を手放せたり、こだわりを緩められるようになり、イライラすることがどんどん減っていきました。
イライラするときは、自分の価値観やこだわりを知るチャンス!
そう思って、ご自身と向き合ってみることをオススメします。
交換日記を書いた日から約20年、『ステキなお母さん』になれたのかは、「?」ですが、怒りに翻弄されることもなくなり、心地よい家族との関係に私は大満足しています。
ご家族との心地よい時間をたくさん過ごせますように!
追伸…
子どもや家族との交換日記、楽しいですよ〜♪
(文責:魚永 久子)
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