
暑く長い夏休みも終わりに近づきましたね。
新学期を心待ちにしているお子さんもいれば、ちょっぴり不安や憂鬱な気持ちのお子さんもいるかもしれません。
その中には自分の気持ちをうまく表現できず、ダラダラしたり不機嫌になったりしているお子さんがいるかもしれませんね。
親から見てネガティブな言動は、つい
「なんでそんな言い方するの?その態度は何?」
と、叱りたくなるかもしれませんが…
ちょっと待って!
子どもの言動の奥には
「学校に行きたくないな」
「大丈夫かな…」
など、言葉に出来ない気持ちが隠れていて、SOSを発していることがあります。
親は先ずはそれに気づき
「少し不安なんだね」
「久しぶりでドキドキするよね」
と、子どもの気持ちに寄り添うことが何よりも大切です。
正解を出すことが大事な訳ではありません。
一生懸命に考えて自分の気持ちに寄り添おうとしてくれる人が隣に居るという安心感が、子どもの心を強くし力を与えます。
だからこそ夏休みの残り僅かな時間は、無理に予定を詰め込むのではなく、心穏やかな時間や親子一緒に楽しむ時間を大切にしましょう。
そうすることで、「自分には何があっても居られる場所がある」という大きな安心感を胸に、新学期を迎えられることでしょう。
(文責:魚永 久子)
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