受験シーズン真っ只中ですね。
私はこの時期になると、もう15年近くも経つのに長女の受験をよく思い出します…
高校受験のとき、受験生とは思えないお気楽な生活を送っていた娘。
信じて見守ることなんてできなかった私は、ついつい口を出し過ぎて初受験直前に大ゲンカ💦
「私の人生
私が責任取るから
もう放っといて!」
と、娘に言われてしまいました。
腹が立つやら情けないやら…
「もう絶対に何も言わない」
と、ようやく私も腹を括れました。
初受験の結果は…
志望校には受かったものの第2希望のコースで合格。
数日落ち込んでいましたが、これでようやく娘にスイッチが入り、本命受験までは頑張っていました。
そして3月。本命受験!
結果は…
不合格
娘にとっては不本意な高校生活がスタート。
色々ありましたが、中略(笑)
あっという間に月日が流れて大学受験に。
高校受験での辛い経験のおかげで、彼女なりに計画的に頑張っていたので、第1志望の大学に入ることができました。
大学生になって初めて帰省したとき、
「高校受験のときは辛かったけど、落ちて良かったって思うんだよね。あの状態で第1志望に受かっていたら、私、人生舐めてたと思うもん🤣あの経験があったから、今こんなに楽しい大学生活を送れてて…あれは自分には必要な経験だった」
と、晴れやかな顔で話してくれました。
色んな経験を糧に成長していく娘を嬉しく思ったものです。
高校受験の結果だけを見ると、第1志望に行けなかったことは『失敗』になるでしょう。
でも、未来から振り返ったときに「あの経験があったからこそ、今の楽しい生活がある✨」と思えたら、それは『失敗』ではなく『大きな意味のある経験』だったと言えます。
『失敗』とネガティブに捉えると臆病になりますが、
『良い経験・大切な経験』とポジティブに捉えられると、その経験を活かして前に進むことが出来ますね。
大人の関わり方・声の掛け方は、子どもに大きな影響を与えます。
まずは私たち大人が捉え方をチョット変えて、子どもに関われると良いですね♪
起こることは全て良きこと✨
(文責 魚永 久子)
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